樺沢紫苑著『ストレスフリー超大全』
樺沢紫苑著『ストレスフリー超大全』
ストレスはゼロにしたほうがいいか?
答えは「NO」、適度なストレスは必要。なぜなら、自己成長、人間的な成長のためである。すなわち、適度なストレスは、脳の働き、集中力、記憶力、自己成長を高める要素である。
しかし、過度なストレスはNG。
ストレスの原因を取り除く必要はない。それよりも、自分自身の考え方やマインド、受け止め方を少し変えればいい。そうすれば、ストレスを受けずに受け流すことができるようになる。
その方法が書かれている。
①不安は行動でしか取り除けない
なぜ、不安は起きるのか?ノルアドレナリンの分泌によって、不安や恐怖の感情が生まれてくる。
不安はピンチや困った時に生じる。それは、その状態から早く行動して脱出せよというシグナルである。だから、行動することで不安は減っていく。不安を放置し、何もしなければ強まっていく。考えているだけでは解決されない。必ず行動に移さなければ解決しない。
方法としては、自分の悩みや不安を「話す」「書く」。頭の中から吐き出すことで、頭の中が整理される。客観的に把握するために、言葉にする、言語化することが重要。悩みを書き出すことで自分を客観視できるようになる。
体を動かすこともいい。運動するとストレスが和らぐことがわかっている。
②悩みの解決プロセスを理解する
「悩み」とは、ある問題について苦しみ、思い煩っている状態のこと。
「悩み」はなぜ消えないのか?
・方法や対処法がわからないから
・方法などがわかっても、きちんと実行できないから
「悩み」の解決はシンプルである。
◆「悩み」の解決手段
1)悩みの対処法や解決法を知る
・本で調べる。自分ができる3つのTodoを書き出す
2)それを実行する、行動する
・最低でも1〜2週間実行してみる。実行できない場合は、ハードルを下げて自分のできるTodoを再設定
③疲れないカラダを手に入れる
体調を整える。そのために、食事、運動、睡眠が重要。
この内容を聞いて思ったことは、「行動しなければ何も変わらない」ということ。勇気を出していろいろなことにチャレンジしよう。
以下のYouTubeから引用しました。